セミナーズインタビュー
「株式会社ピークパフォーマンス」酒井利浩(さかい としひろ)さん

〜あなたはどうして学び始めないのだろうか?もうすでに周りは動き出している。
すぐに使えて潜在的な可能性を発揮できるチャンスを自分のものにするために・・・〜

【セミナーズインタビューについて】
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【酒井利浩さん プロフィール】

初めてのフルマラソンを3時間台で完走し、ベンチャー企業で猛烈に働いていたが、在職中に難病の「クローン病」と診断される。
保身のために、社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーなど一発合格し、ビジネススクールにも通うが、「資格」や「理論」「スキル」だけでは、「人は動かない」ことに気づき、心理学やコーチングの世界へ。と同時に、障害者として、入退院や手術を繰り返す中、「生きる」意味や「人間の可能性」について目覚め、現在は独立して研修講師やワークショップのリーダーとして、人の力を引き出している。

世間ではいち早く「NLPコーチング」を提唱していた平本相武氏の協力を得て、NLPとコーチングの融合を研究開発。(株)ピークパフォーマンスにて、一般公開。

NLPをはじめとした心理学、コーチング、インプロ、現代催眠など、複数の教育機関で学び、公開セミナーや企業研修での講師実績多数。
 ◆米国NLP協会認定トレーナーアソシエイト
 ◆CPCC(Certified Professional Co-Active Coach プロフェッショナル認定コーチ)

酒井利浩さん
                        



(聞き手:セミナーズ 小谷川健次)
 


S: セミナーズ ST:酒井利浩さん
 
政治家、ビジネスパーソン、アスリート、芸術家、教育者など、あらゆる分野の成功者の多くが学んでいる成功技術を学ぶ、 最高のチャンスです!
(S) 酒井さんの人生を形作ってきたものは何ですか?
(ST) 酒井利浩さん 社会人になって2社目の会社で私は人事部で採用担当をしていました。
その会社に入社早々の出来事です。営業の仕事を知るために同行させてもらうことになりました。その時、営業先の病院でのことです。薄暗い診察室で、営業の方が、先生とある患者さんに機械の使い方の説明をしています。私も脇にいたのですが、患者さんを見ると、すごい痩せていて、覇気もなかった。帰りの車の中で、営業の方に「彼は、何の病気ですか?」って聞いたら、「クローン病だ。」というんです。「どんな症状ですか?」って聞くと、「現在の医療技術では完治がむずかしい病気なんだよね。簡単に言うと腸が縮む病気で、毎日、食べ物が食べられず鼻からチューブを通して栄養剤ですごさなければならないんだよ、」と教えてくれました。「食べ物も満足に食べられない人生ってどんな人生だろう?」って思いましたね。

 その1年後、会社の定期健診で驚くべきことが起きたんです。急激にお腹が痛くなってうずくまって動けなくなる時が度々あったんです。先輩から診断を強く勧められ、腸のレントゲンを撮ることになりました。 診断結果は「クローン病」。目の前が真っ暗になりました。あの患者さんの光景が脳裏によみがえります。食べ物が食べられなくなってしまうのか。。。
当時の仕事で、採用担当をしていたので、履歴書に健康の問題があれば、もうどこにも採用されないということもわかっていました。責任ある地位に就くことも難しくなる。自分のキャリアは希望がなくなった、そう思いました。
「この先は今の会社にしがみつくしかない。もう辞められない」不況の折、年金問題や雇用問題がクローズアップされていた時期でもありました。

 それからは、つらい時期を過ごしました。鼻からチューブをいれて通勤しなければなりませんし、その機械を持ち運ぶためには、リュックサックが必要で、半年間はそれを担いでいました。もう本当に自分のプライドがずたずたになります。食べる楽しみもない。覇気もなくなる。特に、満員電車に乗っていると、周りから乱暴にドンとおされて「じゃまだよ」「迷惑だよ」という非言語のメッセージをたくさん感じました。結婚も恋愛も、当時はあきらめましたよ。自分の責任を果たすだけで精いっぱいだし、第一自分みたいなこんなにみじめな人間を好きになってくれる人はいないだろう、と思い込んでいたからです。一人孤独な時間を過ごしましたね。(笑)

 こんな状態で、自分はどうしたらいいんだろう?深く悩み、考えました。
しかし、決意したんです。「負け犬だけにはなりたくない」、「絶対に人生にリベンジしてやる」と。
入退院と手術を繰り返す日々の中、社会保険労務士の資格の勉強を始めます。一発合格。でも、なぜか「まだまだこれじゃ足りない」とファイナンシャルプランナーに挑戦し、それも合格しました。しかし、どうしてなんでしょうか。いくら資格をとっても、自分のこころが満たされることはなかったのです。

 そんな折、会社の買収や吸収合併が繰り返されていました。
会社は外資系だったので、親会社が頻繁に変わっていました。そして、リストラがありました。対象となったのは50代の部課長で、前の社長の派閥と目される人たちでした。その中には、私をかわいがってくれた課長や部長もいました。
私は、その時には退職金の手続きなども担当していて、リストラされた人たちが会社を出ていく背中を頻繁に見るうちに、いくら会社に奉公しても、会社の事情で自分の人生を影響されてしまうんだな、と感じました。では、私を含めて、20代や30代の人たちはどうなんだろう?と眼をやっても、同じように目の前の業務の処理に追われていて、そんなことまで考えている余裕はなさそうでした。「これじゃ、まずいんじゃないか?」
 私は都内の民間のビジネススクールに通う決心をしました。 とても刺激的でした。みんな前向きで、一つの課題に対して自分の知的好奇心を全開にして取り組んでいる。休みの日も勉強会を開催してお互い切磋琢磨している。自分のやりたいことや夢を真剣に語っている。その人と人との間に生み出される「エネルギー」や「相乗効果」がすごかった。自分の力以上のものが引き出されている「場」の力がありました。私も、精力的に友人や講師を巻き込んで勉強会を開いていきました。
しかし、いくら理論を勉強しても、問題は解決されません。問題は人が動くかどうか、ということでした。実際の業務でもその壁につきあたり、「どうしたら人が意欲をもって働くのだろう。そのカギは、コミュニケーションだ。」と感じました。コミュニケーションを通してどんな「エネルギー」を湧き起こすのか、どんな「場」を創るか、ということが重要だったんです。あのビジネススクールで感じたエネルギーをどうしたら会社の中でも引き起こせるだろうか、そんな問いがやってきました。

 もうひとつ自分にとっての大きな問いがありました。あの資格に合格しても満たされなかった感覚です。原因は「劣等感」だったと、友人との対話の中で気づきました。友人も若くして責任のある職に就いた時、心の中では「自分は負けられない」「自分の力を証明しなくてはいけない」そんなあせりにとらわれていました。いつも自分にダメ出しをして、何かに駆り立てられるように生きていたのです。
当時、ある講師からの一言がぼくの人生を変えました。彼は、仲のよい友人であり、恩人でした。
「そんなにがんばって、あなたは何を求めているの?」
何を求めているんだろう。。。
今まで苦痛を回避ばかりしていた自分は、答えが見つからなくて目の前が真っ白になりました。

 その答えは、4度目の手術をした時にやってきたのです。その頃に、障害者の認定も受けました。この手術で、腸を7か所も切ったため、壮絶な痛みがやってきます。外科手術では、切ったところが皮膚につかないように翌日から歩かなくてはいけません。切ったお腹に力を入れなければ立ち上がれません。その痛みは想像を絶するものです。点滴棒しか支えるものはありません。足をほんの少し一歩前にだすのが、精一杯。必死の形相です。しかし、看護師さんや友達に励まされて、一歩一歩進んでいけました。そうしていると、やがて、自分の傷が、自然と治っていく。手術から1週間もしたら、腸もくっついて、今まで口にもできなかったお粥の汁(重湯)を飲み込むことができました。
今まで見向きもしなかったものが世界で最もおいしいものだ! 感動しました。
食べることができるんだ、という当たり前のことに本当に感謝しました。
 僕たちは、普段できること、やれていることは当たり前にして、できないところややれていないところ、その先にあるものばかり目指してしまって、当たり前のことに感謝を忘れてしまっている。病院があること、友人がいること、生きていること、そのことを感じるだけで涙があふれてきました。そして、心に余裕ができたときに、ふと、僕のほかにも多くの人が手術後に点滴棒をもって、目の前を一歩一歩進んでいる。その光景が目に入ってきました。

 このときに、僕は自分のやりたいことがわかったんです。
本当に人ってどんな状態でも生きる希望を持って前を向いて歩けることができる。
本当は、人は生きるためのすごさや可能性をもっているのに、社会的ないろいろな制約の中で自分自身を押し込めてしまっている。僕は、身体を悪くしたからこそ、こうした経験ができた。これは、僕が伝えるべき人生のメッセージだと思いました。そして、僕のように病気というつらい経験を通らなくても、人はきっと健康なままで自分本来の力を見つけ発揮させることができる。その方法を知りたい。その旅の先に出会ったのが心理学と言語学を融合したコミュニケーション学である「NLP」でした。

 そして、自分のプロセスを通して思ったんです。人は、何かになろうとして、外に求め歩いて行くけれども、自分のそれまでの人生のプロセスを受容していくことで、きっと出会える。その人のなかにある、ありのままの自分に出会えるのだと。どんな人でも、すでに、その種は自分の中にあるんだと確信しました。そして、このプロセスこそ、自分の人生に責任をもつことなんです。
このように、がむしゃらに働いていた時期、病気を克服する時期を経て、NLPと出会った私ですが、その後、NLPを使って、どんな風に自分が変化してきたのか、人は変化のプロセスを通していかに成長していくのかの原理を追究してきました。究極的には、どんな体験もその人自身の財産になります。私は自分の人生を通して、体験を財産に変えるメカニズム、体験こそがあなたの人生を豊かにするということを皆さんにお伝えし、新しいことにチャレンジする勇気がもてるようになるためのサポートをしていくことを自分の道に選びました。
 
(S) 今はどんなお仕事をされていてますか?
(ST) 酒井利浩さん 現在は、(株)ピークパフォーマンスを活動の拠点に講師として活動しています。
現在は2つのコースを担当しています。
 一つは、ピークパフォーマンスアドバンスコース。
これは、NLPを使ったコーチングを中心にあらゆる心理学のメソッドを取り込んで、自分自身の人生のリーダーとなるためのさまざまなトレーニングを行っています。代表の平本や講師の五十嵐と共同でワークショップを研究開発し、自分がリーダーシップをとって開催しています。これは、私の夢の1つが実現したものです。NLPを学び始めたとき、コーチングとNLPを融合させた理論体系を作りたいと思っていました。5年前のことです。今ではNLPコーチングというのは、ちらほらと聞きますが、あの頃は、平本相武しか使っていなかったのですね。まだ私は彼とは面識のない時期でしたが、いつか一緒にやれるといいなといいなーと漠然と考えていたのです。それが、その3年後、現実となったのでした。
 もう一つは、今年5月から開催するNLPプラクティショナーコースです。これは、私が学んできた5年間のNLPのエッセンスが凝縮した、最もわかりやすく理解し、体験を通して実践できるためのコースです。NLPとは、人生を成功させていくためにコミュニケーションを使って人とクリエイティブで生産的な関係を創るためのものです。
 
(S) 今の仕事の魅力やご自身の成功について教えてください。
(ST) この仕事の魅力は、何といっても目の前の人が自分のやりたいことに目覚めたり、自分の可能性や新しい選択肢に気づいた時に表情がパッと明るくなったり、今まで自分自身を受け入れることができなかった人が、自分はOKなんだ、と深い涙を流したり、お互いが世界を共有することで、深くつながりあえる瞬間に立ち会えることです。
だれでも、すごい体験をもっているな、と感動させられます。そして、その体験はお一人お一人の財産なんです。私もいつも参加者の方から感動を頂いたり、学ばせてもらっています。セミナーの場は、本当に大好きです。そこに流れる空気って本当に慈しみがあふれ、温かいんですよ。言葉では表現できないですね。
さらに、参加者が日常に帰って、「こんな成果をだしました!」とメールで報告してくれるときも最高ですね。先ほどのように結婚した方、新しく恋愛を始めた方もいましたし、会社を辞めて本当にやりたいことを始めた方もいますし、逆に会社を辞めようと思っていたけれど、もう一度今の会社で自分の力を試してみよう、と決意した方もいました。ほかにも、ビジネスで部下の意欲を高められた方もいましたし、今の事業をさらに拡大した方、独立した方もいましたね。ワークショップやセミナーで出会う人たちのエネルギーと変化は、本当にパワフルなんですよね。

 「成功とは何か?」私自身は、ある本で読んだフレーズがぴったりきます。
「成功とは、目的地に向かって一歩、一歩近づいていくプロセスにある」というフレーズです。私も読者のみなさんと同じようにそのプロセスの途上です。自分のやっていることに情熱を注ぎ込め、仕事を楽しんでいることを感じるたび、自分が成功へ向かっていることを感じます。何より毎日、朝起きるのが楽しいです。自分で成功のカギだな、と思えるのは、NLPで自らの経験を財産に変えることができたこと、だから、「どんな経験をするか?」っていうことに好奇心が生まれたことです。以前だったら、チャンスだとわかっても、「お金が足りない」とか、「時間が十分にない」、とか言い訳していたことを、現在ではやめました。一度しかない人生ですし、自分の過ごしたい場所や目的が見つかったら、それにチャレンジしてみればいいのです。NLPでは、「失敗はない、あるのは結果だけ。」という考え方がありますが、まさにその通りだと実感しています。結局、人間はずっと学んでいくわけですから、良質な学びの機会をふやせばいいのです。それが私たちの生きる意味に繋がっていくんでしょう。             
 
(S) 酒井さんが、NLPに出会った経緯を教えてください。
(ST) 最も信頼しているコーチ仲間の一人からの紹介です。
コーチングを学び、コーチとして人のサポートをしていて、もっと可能性や能力を引き出したい、そのトレーニングをしたいと思っていました。また、コーチングをやっていると、カウンセリング領域まで入ることもあり、同じ「人」を扱うとき、コーチングやカウンセリングの両方できればその人に対してもさらに効果的なサポートができると思い、学ぶことを決心しました。NLPはカウンセリングのスキルも学べますからね。始めは、NLPと聞いても、横文字3文字でよくわかりませんでしたが、自分の直感と好奇心に従って行動しました。(笑)             
 
(S) 失敗談はありますか?あるようだったら教えてください。
(ST) 酒井利浩さん 失敗とはちょっと違うかもしれませんが、NLPに出会う以前の自分の生き方は、成功への道のりから少し遠のいていたかもしれません。
大学卒業後は、自分の力を試したくて大企業ではなく人材ベンチャーに入社。競争社会にどっぷり浸って、周りに勝つために毎日夜中まで、徹夜も当たり前、という状況で無茶な働き方をしていました。そのうち、疲れがたまり、体力を消耗し、どんなにがんばっても自分に自信が持てないばかりか将来の不安が大きくなっていきました。
 ある日、駅のホームで電車が入ってくるのを見ながら「このまま線路に飛び込んだほうが楽でいいのかも・・・」と、衝動的になっている自分に気づき、「このままじゃヤバイ」と心底思いましたね。そこで、最初にもお話したように、転職しましたが、難病にかかっていることを知り、最悪でした。入退院を繰り返す中、保身から資格取得に走り、社会保険労務士もファイナンシャルプランナーも一発合格したのですが、まったく幸せじゃなくて、相当孤独だし、本当につらかったです。そのころの体験はもちろん今ではすべて大切な「リソース(資源)」になっていますが、自分らしくなかったという意味では、どん底の時期でした。そのどん底から、NLPやコーチングで復活でき、気づいたら、すべての体験が自分の大切な糧になっていたのです。今では、どん底の時期も、最悪だと思っていた体験も、かけがえのないものになっていますね。
 
(S) 酒井さんご自身が大切にされていること、成功要因は何ですか?
(ST) 五つあります。
 一つ目は、健康です。
私も昔そうでしたが、あたまで考えたことばかりを優先して、こころや身体で感じていたことを無視してしまう。そんなことを続けていると、健康を害することで休むことの必要性を身体が知らせてくれます。まず何か心や身体に異常を感じたら、やっていることの手を止めて休むことです。自分を大切にすること。自分としっかりとコミュニケーションすること。
 二つ目は、やりたいことをやる。
やりたくないことは止める。やりたいことをやっていると、自分のエネルギーが最大化されます。そして、目の前のことに集中できる。もちろん、苦しいときもありますが、それでも自分のやりたいことだから、乗り越えられるし、楽しんでやれるのです。やりたくないことというのは、大体において、自分の目的とずれている。人から言われてやっていたり。そうすると、自分のポテンシャルを充分に発揮することはおぼつかないでしょう。
 三つ目は、先ほども書いたように楽しいことや好奇心の湧いたことはなんでも経験してしまうこと。
自分自身で「体験する」「経験する」ことが大事。なぜ大事かは、セミナーでも詳しく解説しますので楽しみにしていてください。チャンスはどこに転がっているかわかりません。頭でいろいろ考えるよりも、経験することや行動することの中に何かが生まれてきます。
 四つ目は、自分のための時間をもつこと。
日常忙しくしていると、つい外からの要求や期待に応えるだけになってしまい、本当に自分がしたいことや、自分は本来何を目指していたのかわからなくなってしまうことがあります。それをきちんと見つめる時間をもつことです。一人での時間でもいいですが、日常から離れて志を同じくする仲間と時間をもつのもいいですね。そうすることで自分でも思いもしなかったアイデアが生まれてくることがありますし、仲間との相乗効果も期待できます。仲間が何か成果を出すと、「自分も!」って想いますし、お互いの成長意欲やサポートする気持ちを交流させることで人間の自然な前向きな力をもらえます。忙しい日常を過ごすためにも、肯定的ないいエネルギーを創り出したり、交流させる場を持っているかは、とても大切なことですね。
 成功要因として、最後に、お伝えしたいのは相手に共感できる力を身につけることです。
自分の思い込みを外して、相手の立場にたって寄り添ってみたり、ともに相手の世界観にいてあげたりすることです。これは、自分のことをないがしろにするわけではなく、自分が大切にしていることは大切にしながらも、相手のためにいる力です。NLPやインプロのトレーニングをとおして、身につけることができますが、私自身、これができるようになって、いろんな人とコラボレーションできるチャンスが増えました。楽しいですね。
 
(S) NLPとは、どのような歴史的背景から生まれた学問ですか?簡単に教えてください。
(ST) 酒井利浩さん 例えば、ご飯を食べることが人生で難しいことだと思えるでしょうか?
今ではテレビを見ながら、本を読みながら、パソコンを打ちながらご飯を食べることもできますよね。多くの方がもう既に当たり前にしています。
でも、これが難しい時期もありました。いつ頃だと思います?
赤ちゃんのころですね。道具を使ってものを口に運ぶという経験は、初めてのときには難しいものです。
しかし、貴方は既に容易にできるようになっています。それはなぜか?
何度も繰り返し食べることに意識を向けながら、親がどうしてうまくやっているのか観察して、その方法を試行錯誤で行動しながらとり込んだ(=モデリング)からです。
 では、このメカニズムを天才や卓越した成果を出した人をモデルにやってみたら何が手に入ると思いますか?
NLPは、卓越した人が、どのように卓越しているのか、それを解明する過程から生まれました。
成功する人たちの決まったパターンや彼らはどのような思考プロセスや無意識にあるリソース(強み)を活用して結果をだすのか?こういったことを追究しまとめていった学問です。この壮大な実験を始めたのが、リチャード・バンドラーと言語学者のジョン・グリンダーです。この二人によって、心理学と言語学の融合も為されました。
モデリングの対象となったのは、当時家族療法で類まれなる結果を出していたヴァージニア・サティアとゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ、現代催眠の祖であるミルトン・エリクソンです。これら3人は、共通して効果的に無意識にアプローチすることに卓越していたのです。
 当初はセラピー色の強かったNLPも、現在では、アンソニー・ロビンスが、一般の方にも利用可能なようにNLPを発展させたり、ロバート・ディルツなど、NLPの第三世代といわれる人たちが中心となって、バンドラーやグリンダーの認知行動学的な見地から、より精神性の強いトランスパーソナルな領域まで高められています。NLPも進化し続けているのですね。今では一般的なコミュニケーション心理学として、ビジネスや家庭で活用する人も増えており、また、抽象的な成功哲学を具体的にどのように実践するかという側面でも注目を浴びています。
 
(S) NLPを学ぶことによって、どのような結果が期待できるのでしょうか?
(ST) NLPを学んだ結果については、さまざまなことが期待できますよ。
NLPをやっていると、その人が夢にも思っていなかったことを実現することがあります。
一例を挙げると、一人の女性は、人生に大切なスペースが必要だと感じました。思いついたことは「家」が欲しいということです。このままだと、彼女の行動は、「家」を買うことに向かっていたでしょう。しかし、自分の内面を探究していったときに本当に手に入れたいものは「自分を守ってくれる人」だと分かったんですね。自分の気づいていない領域を拡大していくと、本当に大切にしているものに出会うのです。彼女は、そのあと結婚して、今では子供が生まれています。
 NLPが対象としている領域は、「無意識」や「潜在意識」。まだ、あなた自身が気づいていない人生の目的や自己成長の鍵、それを実現する力は、ここに存在します。これを発見し、その力を発揮するためのNLPのモデルを使えば、加速度的にあなたの目的を手に入れることができます。また、目的に向かう障害や葛藤もNLPを学ぶと解消することができるのです。 次に、コミュニケーションの側面でも大いに効果を発揮します。NLPは、コミュニケーションは相手の意欲を高めるものと定義しています。その言葉の奥にある想いや感情をどう交流させると効果的なコミュニケーションが手に入るかを教えてくれるのです。 最後に、成果をすでに出している人は、どうして自分がうまくできているのか、その理由がわかります。これは、経営者やリーダーの方には、とても重要なことです。後継者や後輩を育成するとき、何をどのように伝えればいいのか、その方法が手に入るからです。
 話は変わりますが、普通こういうインタビューに出ると、これまでの人生の華々しい成果を伝えると思うじゃないですか。私は、全く逆でした。人が見れば、不遇以外の何者でもない。人からも自由を手に入れたけど、壮絶なプロセスだね、とよく言われます。(笑)NLPを学んだおかげで、成功するための障害を克服して、自分を味方につけることができました。さらには、このようなインタビューを受けることができました。             
 
(S) NLPは、どのような方に学んでいただきたいですか?
(ST) ほとんど全ての人に学んで欲しいですね。学校の基礎教育のカリキュラムで教えたいぐらいです。(笑)
最近の社会事情より、自分の能力以上のものが求められているからかもしれませんが、本人が意識的にできることはやりきってしまった感もあって、もっと自分の潜在能力をあげようと、脳科学がクローズアップされてきていますよね。
NLPは、別名「脳の使い方マニュアル」とも言われていて、コミュニケーションという切り口で、脳をどうように効果的に使うか、ということが実践的にまとめられています。
 最近は、成長意欲の高い方や知的好奇心旺盛な方が、かなり学び始めていますね。徐々に裾野が広がってきています。これは、書店でもNLPに関する出版が増えてきていることからも分かります。
これまでのワークショップの参加者をみてみると、情熱あふれる方が多いです。その中でも、経営者やリーダー層で、これまで目標やタスク達成重視でやってきた方は、次のステージに飛躍するためには、コミュニケーション力の向上、チームでの関係性強化や顧客とのリレーション力UPにあると気づいて学びにきています。また、人材関連の仕事をしている方も受講しています。20代や30代の会社の中にエネルギーや文化を創り出す担い手になる方は非常に関心が高く、あふれる情熱をどのように現実化する方法を模索するときにNLPと出会うようです。その中には、会社から独立したいという人も多いですね。
 一方では、自分はできているのに、「まだまだだ」と満足してない人もいます。私も昔そうだったのですが、とても向学心が強いのですが、劣等感や人との比較が強くて自分にダメ出しをしているのでしょうね。こうした方は、NLPを学んで人生が楽になったという声を聞きます。
 最後は、コーチングを学んだ方ですね。私自身が、コーチングを学んだあと、NLPの世界に入ったので、コーチの視点からどのトレーナーよりもNLPを構造化しています。
私がコーチとして独立できたのもNLPを学んで自分のやっていることに確信がもてたからでした。コーチングとNLPの両方の教育機関でトレーニングした体験から、絶対に相乗効果が生まれるという自信があります。ピークパフォーマンスのベーシックやアドバンスコースは、それを実現したものです。もちろん、NLPプラクティショナーコースでは、もっと突っ込んで学ぶので、コーチングを学んでいる方はかなり満足できますよ。
 
(S) 酒井さんが開催されているセミナーの種類と特徴について簡単に教えていただけますか?また、次回に開催される酒井さんのセミナーについても教えてください。
(ST) 酒井利浩さん よくNLPは専門用語が難しいとか、本を読んでもよくわからない、といって敬遠されてしまう方がいます。敷居が高いのかもしれませんが、私は声を大にして言いたいのです。「もったいない!」と。
最近書籍でもわかりやすいものがでてきたのですが、やはりNLPは体験して理解してもらうものです。泳ぎ方を本でも読んでもやはり体験することにはかないません。
5月のプラクティショナーコース(10日間)では、体系的にNLPを学びます。特徴としては、様々なスキルの単なる寄せ集めではなく、最終的に実践・応用できるための力を身につけます。このコースに先駆けて、弊社でのワークショップ経験も含めて、どのように伝えると分かりやすいか、どのような体験をすると日常でも実践が可能なのか、また、参加者同士のエネルギーや場の力を最大化するにはどうしたらいいのかを研究してきました。また、自分の体験からもかけがえのない命を一生懸命に生きているお一人お一人の人生を大切にしたい、そんな姿勢で取り組んでいます。
10日間のコースを受講するのを迷っている方には、ぜひ1日体験講座の受講をおすすめします。3月10日・3月25日・4月28日の初心者向け1Dayレッスンでは、NLPビギナーの方に、NLPってそもそも何?っていうのをわかりやすく体験的に理解してもらいます。また、ビジネスパーソンの方からよく「自信がないからできない」という声を聞きますので、人がどのように自信というものを創り出しているのか、その構造を体験的に理解してもらいます。また、NLPは内面の創造をどのように現実化しているかがよくわかります。それがわかれば、いつでも自分で自信をつけることができるようになりますし、相手をサポートするときにも活用することが可能となります。
 少し心理学について詳しい方には初心者向けでは物足りないかもしれませんので、その方は、ぜひ3月11日・4月29日に開催のコーチ、カウンセラー向け1Dayレッスンに申し込んで下さい。もちろん初心者向けに参加した方も、続けて受講されるとさらに理解が深まります。
 今すぐにでもNLPのすごさを体験しに飛び込んでください。NLPを学ぶとこんなことが可能なのだ、ということを実感してください。なぜなら、NLPとは、「変化の原理」であるテクニックとその信頼性を学ぶだけでなく、これまでの自分の人生を受け入れ、新しく自分の人生の舵を切ることができるようにデザインされています。そして、実践を通して自分の領域を拡大する創造力と勇気を創り出していくことにつながっていくのです。
 
(S) 今後、達成したい目標や理想について教えてください。
(ST) 私には、二つの想いがあります。
私は、先ほどお話したように、他人からの期待や要求に応えたり、自分の声を無視してしまうようなコミュニケーション不全から、自分の健康を害してしまいました。
もちろん、当時は苦しみました。しかし、これは一見ネガティブなようですが、私自身がこれを体験したことで、絶対にこのような道を他の人が通らない方法を提供すべきだと想いがあります。その方法論として、私は現在のところNLPが最高に素晴らしいと思っていますので、それを通して、多くの人に自分の中で、人と人との中で、家族や組織の中で、良質なエネルギーや肯定的な想いを循環させて欲しいと願っています。
 もし、あなたにとってNLPがあわなければ、親業でもいいし、コーチングでもいいのですが、お互いを尊敬しあい、時には厳しく接しながらも根底には深い愛があふれるようなコミュニケーションを誰もができるようになること。そうしたエネルギーが交流し、拡大していけばきっと地域や日本の中でもっとお互いや環境までも思いやる意識やその意識の中でお互いを高めあうことが可能となる社会が実現すると思っています。
そのためには、私のできる範囲から一人でもその場を作れる起点となるリーダーを育てたいのです。
まずは、プラクティショナーコース、来年から開催するマスタープラクティショナーコースの卒業生を100名出したいですね。100通りのユニークな体験や自分たちが貢献したいことを聞きたいです。ひとりひとりの方法論をたくさんの方に提供できるようにしたいですね。その交流する起点となる「場」を創りたい。現在は、東京だけの開催ですが、私の想いに共感してくれた方と日本全国各地でNLPのプラクティショナーコースを開催したいという夢はあります。北海道の方からはオファーをもらっているのでいつか実現したいですね。まずは、優先順位としてはこちらが高いかな。
もう一つは、このNLPで自分の病気を完全に克服したいです。最近はかなり克服できていて、症状がとても安定しています。私の経験からも、病院にいると笑いとか感動とか歓びとかそういった人間が持つ本来エネルギーや生きる力が高くなる体験が少なくなります。特に、成長ざかりの子供が一人で病気と闘っている時、彼らにたくさん笑いや感動を味わえるような体験を創り出すサポートをやってみたいです。
 今、NLP以外にインプロやさまざまな心理学を学び続けていますが、将来的には総合的につながっていき、さらに世の中に貢献いていけることを目指しています。
 
(S) 成功者に共通するものがあるとすれば、何でしょうか。
(ST) 内側のエネルギーの高さと方向性、そして行動力です。
内側のエネルギーの高さは、あなたが本当にやりたいことなのか?楽しくできるものなのか?自分が死んでも次世代に残したいことなのか?という問いの掛け算で生まれてきます。情熱と言葉にするとわかりやすいですが、結局、自分の生き様をかけて何かをしたい、という情熱をかけることができる方向性を早く発見することですね。
よく情熱をかけるのがなんだかわかりません、という方がいますが、そこで止まらないで欲しいもちろん、他の人に相談や意見を求めてもかまわないので、最終的には、それを自分で見つけるんだ、という気概を持って欲しい。違ったと思えば、すぐ変更すればいいじゃないですか。情熱をかけることは、あなたの中に絶対にあるし、それはきっとあなたの周りも満たされるようなことなんです。ビジネスであれば製品やサービスを通して、芸術であれば作品を通して、これは自分を突き詰めて表現していくことを探究していく姿勢にあるものです。
そして、これだ、と思ったらまずは行動することです。私もNLPを学ぶのに検討した時間は1日でした。そのままプラクティショナーコースに申し込んだくらいです(笑)。成功する方は、こうした嗅覚というか、直感がとても強いですよね。
 
(S) 成功を望む全ての人にむけて、酒井さんからのメッセージをお願い致します。
(ST) 酒井利浩さん 一人ひとりの人生のプロセスは本当に貴重なものです。
現在の社会状況からいろんな役割を求められ、その責任を果たそうと一生懸命に取り組んでいる方を本当に応援したい。また、職場や家庭などで、何とか相手のために、もしくは自分たちのために心の深いところでは、うまく関係を築いていきたいそう想いながらも現実のコミュニケーションで悔しい思いをしている方も本当に応援したいです。
自分の中の方向性やエネルギーを高めていくこと、他の人と方向性やエネルギーをあわせ、深い想いを共有しながら一人ではできないことを仲間でやっていく相乗効果を挙げていくこと。これらは、きっとあなたにもできるはずなのです。なぜなら、あなたは、それをやりたい、という意欲や意志をもっているからです。ただ、あなたにはどうしたらそうできるかが分からない。例えるなら、大切な人においしい料理を作ってあげたくても、料理の創り方がわからなければそれを実現することができない。
 NLPは、きっとあなたにその方法論を提供してくれます。私はNLPという道具を使って、誰とも比較することなく自分のことを好きになるような人になって欲しい。自分にOKを出した上で、他の人をサポートし、自分の居る環境や仲間を大切にする人になって欲しいのです。そして、人間というものの可能性や領域の拡大に関心を持って、人生の旅をぜひ続けて欲しい。成功は、その探究する姿勢の中にもう生まれてきます。あなたの中に成功の種がきっとある。NLPをてこにして、育み、花開かせ、実をつけて、次の世代への種を内包していって下さい。
 


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株式会社ピークパフォーマンス


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