セミナーズインタビュー 
株式会社ネットプライス 副社長 池本克之さん

年商3億円を120億円に変える仕事術!〜「奇跡の仕事人」の内幕〜
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【池本克之さん プロフィール】
1965年神戸市生まれ。
日本大学農獣医学部卒業後、ノンバンク他を経て、ドクターシーラボ入社。
2001年1月同代表取締役就任。業務改善、組織改善を行い、2003年3月にはジャスダック店頭公開を達成。2003年11月ドクターシーラボを退任。翌年、インターネット通販の成長企業株式会社ネットプライスの経営に参画。2004年7月には自身2度目の店頭公開を経験。現ネットプライス副社長。






S: セミナーズ I:池本克之さん

「奇跡の仕事人」、池本さんのこれまでのご活躍について

(S)

池本さんは、化粧品メーカー、「ドクターシーラボ」の社長として、当時年商3億円の会社を120億円に成長させ、上場させた実績をお持ちですね。池本さんが作り上げたドクターシーラボとは、どのような会社で、どんな商品が有名なのでしょうか。
(I) 当時通販が中心の化粧品会社でした。現在はデパートやバラエティショップなどにも販路が広がっています。有名な商品は「アクアコラーゲンゲル」というスキンケアの化粧品です。女性ならほとんどの方が聴いたことがあるのではないのでしょうか?


(S)

「奇跡の仕事人」として、業界を問わず高く評価される池本さんですが、これまで、どのようなキャリアを経て、成功されたのか教えて頂けますか?」
(I) キャリアのスタートはノンバンクの資金調達部門です。その後、海外ホテル、生命保険、病院関係、小さな化粧品通販と続いてドクターシーラボに出会いました。 現在はネット通販のネットプライスで副社長をしています。


(S)

会社を上場させる前と、上場後では、どのような変化がありましたか?個人として、そして会社として、お聞かせください。
(I) 私個人としては2回の上場体験がありますが、どちらも変化はなかったと感じています。どんな環境でもやるべき仕事に変わりはないと考えていますので。会社は大きく3つの点が変わりました。ひとつは外部の方からの評価。ふたつ目は人材採用に応募する候補者の数と質。最後にやはり資金力ですね。


(S)

今、役員として活躍されているインターネット通販の成長企業、(株)ネットプライスではどのような役割をご担当されているのでしょうか。
(I) いわゆるCOOですので、現場の総責任者です。


2年連続にて株式公開を実現させた強運の原因とは?

(S) ドクターシーラボ社長に就任された、当時の状況を教えてください。
(I) アルバイトを含めて10数名程度の人員で、オフィスは雑居ビルでした。通販経験者も化粧品経験者もいませんでした。
(S) 小さくてバラバラな組織を一体どのようにまとめ上げて、組織としての機能を持たせたのでしょうか?
(I) ひとつは共通の行動基準を持つこと。もうひとつは一人一人の意見をきちんと受け止めることです。
(S) ドクターシーラボを成長させる中で、今でも語り継がれるような面白いエピソードがあれば教えてください。
(I) 上の行動基準の話ですがドクターシーラボで「それはお客様のためになっていますか?」という質問を基準に設定したことがあります。すべての行動、発言がお客様のためになっているか?という基準に切り替えた途端、社員の考え方に変化が現れ自然とお客様基準になっていたことです。
(S) 短期間で急成長する組織には、光もあれば影もあります。成長の過程でぶつかった困難、そしてそれを乗り越えたお話があれば教えてください。
(I) 組織に歪が起きますので、たとえば大量に注文を取ってから実は在庫がなかったと言うようなミスもありました。どのように解決するか社員からの意見を尊重してチームプレーで切り抜けたことが何度もありました。会社全体がお客様に育てられながら業績を伸ばすことができたと感じています。
(S) 上場を達成されたときは、どのような気持ちでしたか?
(I) それは感慨深いものでした。何もないところから作り上げた会社が社会に認められた瞬間はこみ上げるものを抑え切れませんでした。一所懸命に努力すれば報われることを実感しました。その分、ネットプライスでは創業の苦しみがわかり心から賞賛できましたね。
(S) ドクターシーラボ上場後、ネットプライスの経営に参画され、翌年には続けて上場を達成されましたね。この強運は一体どこから生まれるのでしょうか?
(I) 運がよかったと言えば格好いいのですが、単なる運だけでは片付けられないと思います。やはり、やるべきことをやれば結果はついてくるということではないでしょうか。周囲の評価もビジネスとしての成果もすべて原点は同じだと感じます。


池本さんの素顔について

(S)

好きな言葉、尊敬する人、影響を受けた人、影響を受けた本などを教えてください。
(I) どれもたくさんありすぎて・・・。ひとつ挙げるとしたら好きな言葉の「職業人としての意思の強さと個人としての謙虚さ」ですね。

(S)

好きな本、映画、旅行先、趣味など教えてください。
(I) これもたくさんありますね。最近読んだ本では楽天の野村監督が書かれた「野村ノート」ですね。高校まで野球をやっていたので共感できる部分が多い(笑)時間を作って以前働いていたハワイのホテルに行って溜まっている本をゆっくり読みたいですね。あ、その前にゴルフもしたい(笑)

(S)

池本さんが健康のために気をつかっていること・習慣は何でしょうか?
(I) やはり食事と運動ですね。不要なエネルギーを使うので消化のよいものを摂り、体に悪いものは摂らない。代謝、呼吸機能を鍛えるために運動をすることです。

(S)

今後、達成したい目標や理想について教えてください。
(I) 5年以内にネットプライスを売上1000億円企業にすること。

(S)

充実感や達成感を感じるときはどのようなときでしょうか。
(I) 決めた目標を期日までに完成したときはやはり感じますね。

(S)

成功者に共通するものがあるとすれば、何でしょうか。
(I) 何が成功なのかを決めていること、ですね。

(S)

これから事業を起こす起業家や、ビジネスパーソンに対して、池本さんからのメッセージをお願いします。
(I) 強い意志を持ってこれだと思ったことをやりきることです。一方でこれではなかったと思ったときに頑固にならず柔軟に軌道修正することも必要でしょう。自分の心の声と周囲のアドバイスに素直に耳を傾けて欲しいですね。 (聞き手:セミナーズ 小谷川健次)
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目次
プロローグ 上昇のタイミングをつかむ
第1章 何が年商3億円の会社を、120億円に変えるのか?
第2章 “寄せ集めの社員”を“プロ”にする方法
第3章 人に変化を起こし、自らも変化する
第4章 お客さまに愛される会社になる
第5章 「お客さまの安心」に、どれだけ投資できるか?
第6章 「年商3億円の会社を120億円にした男」の不可能を可能にする三つの習慣
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