ロッソネロ代表横山社長に
ブレークスルーインタビュー

ロッソネロ代表横山社長にブレークスルーインタビュー
飛躍を手にした横山さんが
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ファッションに興味のなかったロッソネロ代表横山氏のファッションへの目覚め

清水:今回アトリエロッソネロにお邪魔させて頂きまして、横山社長にインタビューをさせて頂きます。タキシードの専門店として、ご存知のリッツ・カールトンホテルや日本の加賀屋旅館にユニフォームやスーツをおさめられております横山社長のアトリエロッソネロですが、横山さん、始めににどんなことをされているかお話し頂けますか

横山氏:私は、四国高松の宝石工場の2代目として生まれまして、25歳の時に、家業を継ぎたくて経営者になることを決めました。その際、仕方なくファッションの勉強を始めました。その後、27歳でやっとファッションに目覚めまして、オーダースーツショップを始め、タキシードスーツにはまってしまいました。それで今は10年目になりますが、東京の南青山でタキシード専門店をさせて頂いております。

東京に出てくるだけの勇気

清水:元々、四国高松でやってらっしゃって、スーツ、タキシードに目覚めて、東京にも進出と、なかなかファッション業界で大変なこともあったと思うのですけれど、どんな経緯があったのでしょうか。

横山氏:高松にいる時に、経営者の先輩に仕事の相談をしました。その際に「横山最近お前は何をしているんだ」と言われまして、「タキシードの販売を始めました」「オーダータキシードだったら日本一になれるかもしれません。」と僕は言ったんですね。先輩が「お前日本一を目指せるものがあるのか、じゃあそれだけに集中して、東京に行ってビジネスをやれ、それ以外のことはするな」って言われたんです。それから1年後くらいに東京のビックサイトで展示会に出展した時に、全国にお客様がタキシードで出てきまして、そこでビジネスの話が進んでいきました。これは本当に東京で仕事をした方がいいんじゃないかと思ったんですね。先輩から言われたことが本当だと。タキシード専門として日本一を目指してやろうと東京に出てきました。でも、その時は、1年間ダメだったら帰ろうと決めて出てきました。成功するなんて思ってないし、普及するかどうかもわかない状況で勝負をしたというわけです。だから私が人生が変わったきっかけは、「その東京に出てくるだけの勇気があったこと」だと思っています。

清水:今回ブレークスルーインタビューということで、大きく変化するときの、皆さんの人生体験だとか学びだとか伺っているんですけれど「いつか東京に」とか「いつかこの分野でナンバーワンになるぞ」とか、夢とか願望とかある方は多いと思うのですけど、なかなか一歩踏み切れないとか、やろうとは思っているけれど、やらないまま3年たっちゃった、5年たっちゃった、と言う方が大半だと思うんですね。横山さんが、一歩踏み出せた理由って今思えば何だったんでしょうか。

横山氏:どちらかというと、今のままのビジネススタイルではずっとはやっていけないと分かっていたので、追い込まれていたのと、あとは夢半分で、体育会系な勝負、強い心で、そんな感じですかね。

清水:すばらしいですね。実際にうまくいった方の話を聞いていると、特別な何かがあったというより、気がついたら追い込まれていたとか、やらざるを得なかったとか、そういうので始めたという人も多いですよね。それが、何かの縁だったり、人から助けられたりだとか、人からの一言で変わったりという話はよく聞きますけれど、もしかしたら横山さんもそういったものを受け取れる素質をお持ちだったんでしょうね。そういう方って何か持っているんですよね。ほとんどの方がそういうきっかけがあったのだけれど、何も変わらないまま終わってしまったとか、何かにおけるトップになれないまま、後で振り返って、あの時やっていればと良かったなと思うことも多いんですよね。そのチャンスをきちんと掴まれたのはさすが、横山さん。

ロッソネロ代表横山社長にブレークスルーインタビュー

日本一の商品・サービスを提供するという信念が一流ホテルからのオファーを呼ぶ

清水:現在は、実際かなりのホテルに入れていらっしゃると聞いたのですが。

横山氏:ホテルの数はそんなに多いかは分からないんですけれど、一流と言われるホテルと旅館からはかなりお声をかけて頂いています。ザ・リッツカールトン東京ホテルさんだったり、日本の旅館の中で老舗中の老舗、ナンバーワンのサービスをされている加賀屋さんに提供させていただくことになりました。あとはザ・ぺニンシュラ東京さん、ジョエルロブションさんのウエディングも担当させていただいております。

清水:恐らく多くの方が、そんなところとの取引ってどうやるんだろうと、どうしてできたんだろうと思われる方がいらっしゃると思うんですが、横山さん的に自己分析すると何だと思われます?

横山氏:私は営業が下手で、逆に職人気質なので、商品とサービスだけはこだわろうと思っていました。商品とサービスは日本一になると信じていました。あとは特にウエディング業界の、結婚式のタキシードだと、業界のしがらみとビジネス体質がすごく残っている業界なので、それに惑わされず本当に、お客様に良いと思ってもらえるものを、そして自分でも着たいと思うものだけを提供すると、本気で決めて、こだわりました。その結果、色んな方からご紹介を頂いたり、お声がけをいただくことが多かったんだと思います。

清水:芸能人でも利用されている方が多いんですよね。

横山氏:そうですね、芸能人は数十人の方に使って頂いて、モデルさんを入れると100人以上、毎年紅白歌合戦も、有名なグループに貸出をさせて頂いたり、この前のカンヌ映画祭も使って頂いたり、アカデミー賞、グラミー賞、ほとんどの映画祭使って頂いてますね。

清水:きっかけは何だったんでしょう。

横山氏:一番はやっぱり同業者方からの紹介があることですね。同業者の方から弊社の名前が出るように徐々になっていったということは嬉しいことですね。他には、10年前に東京に出てきた時に、お金もないので、ブログだけは頑張ろうと思いまして、10年間ブログをずっと続けているので、それの口コミがもしかしたら多いかもしれないですね。

続ける秘訣

横山氏:やっぱりブログは続けると、書き方がどんどんうまくなっていきました。学生の時に一番苦手だったのが作文だったので、ブログで文章を書くのが一番嫌いだったんです。それが今は一番得意なものとなったので、やっぱり続けることによって、スキルも上がり、楽しみ方もわかってくるんだなと思います。僕はファッションに目覚めたように、ブログの楽しさもやっぱり発見することができて、そういうのを続けることによって、自分の楽しさを見つけることができたんだと思います。

清水:素晴らしいですね。お洒落じゃない人が日本で一番お洒落なタキシードを扱ってらっしゃって、文章苦手だった人がいま文章でブランディングを広げている。学ぶべきところが沢山ありますね。

人と学びとの出会いが事業を伸ばす

清水:ぜひお伺いしたいのは、人との出会いや、何かそういうので刺激になったとか、事業を伸ばすきっかけとなったものというのはありますでしょうか。

横山氏:まず三年前に湘南美容外科の相川総括医院長にお会いさせて頂きまして、お仲間も素晴らしい方が大勢いらっしゃいました。相川先生にお会いしてから、成功した経営者の方とお会いする機会が多く持たせて頂きました。その際、「どうして皆さん成功していらっしゃるんだろう」と考えた時にわかったことは、皆さんものすごく勉強されているということですね。経営の勉強をすごくしていることに気がつきました。私は職人気質だったので、商品とサービスを作るのはプロだったのですが、経営のプロではないなと、すごく反省をしました。経営者なのに経営の勉強をしていないと思い、良いと教えて頂いたセミナーを順番に受けていこうと決めました。そういうわけで、セミナーズさんのマーケティング集中講座にも参加させて頂いて、劇的に変わりました。それから毎月必ずセミナーに行くようにしています。それも全て相川先生と出会ったことがきっかけです。

前年比60%増をもたらしたマーケティング施策

清水:ありがとうございます。お伺いしたところによると、このアトリエの来店のきっかけづくりについて、新しい施策をしていらっしゃると伺ったのですが、教えて頂いてよろしいでしょうか。

横山氏:初めて去年セミナーズさんでマーケティングを勉強させて頂きました。私どもの店は、来て頂いたら、成約率は高くて、お客様に喜んで頂けると確信をしていたのですが、来店をして頂く為の手法は抜けていたんですね。それを学んで活かした、来店の「4つの特典」というものが載ったリーフレットを新しく作りまして、今年度は前年比60%増になりました。同じ商品なのに、マーケティング1つでこんなに変わるものかというのを改めて、マーケティングの凄さと重要さを今感じています。

清水:これから益々発展されるそのイメージが私も伺っていて、わいてきました。

横山氏:ありがとうございます。そうなれるように頑張ります。

清水:実際、リッツカールトンにしてもペニンシュラにしても彼らのブランドや信頼というものがあるので、下手なものを扱えないと思うんですよね。横山さんの商品が紹介によって広がっていく理由を、このインタビュー記事をご覧頂いている読者さまも、この南青山のロッソネロのアトリエにお越し頂いて体感して頂ければと思います。

日本のタキシード文化を作る

清水:最後になりますがこれからどういったビジョン、どんな世界観を通じてビジネスを行っていきたいか、想いも伺えればと思います。

横山氏:今一番思っているのは日本にタキシード文化を作りたいということです。日本人はTPOに合わせた着こなしが下手で、着こなしを教えてもらう機会がない。海外だと卒業式の時に、タキシードを着たり、色んな機会でタキシードを着る機会があるので、TPOに合わせた着こなしを覚える機会があるんです。日本人はパーティーだったり、結婚式でも、タキシードとかフォーマルウェアの着こなしを覚える機会やチャンスがない。僕はそれを日本人が覚えたら人生が豊かになる、楽しくなると本気で思っているので、日本人が、もっと豊かに幸せに、過ごして生きていくために、タキシードを普及したいという想いがあります。

清水:素晴らしいですね。私自身も横山さんのところでスーツはお願いしましたけれども、文化的にも、自己イメージ的にも、まだその領域まで行けていないので、横山さんに色々と教えて頂きたいと思っております。これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

2017年7月

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